2020/10/12 23:34
日曜夜のあのドラマが終わってしまい、寂しい思いをされている方も多いのではないでしょうか。
100倍だの1000倍だのと、こうして文字にすると笑ってしまいますが、堺雅人さんが言うとはまってしまうところがすごいところですよね。
さて、我が家の100倍返しのお話をします。
今年収穫した亜麻。先ずは軒先に吊るして乾燥させます。種を取るにも繊維を取るにも、乾燥させると良いようです。
そうして一月ほど経った頃。青かった茎も茶色になり、亜麻の実も艷やかに充実しています。
種を取り出すため、茎から実を取ります。実は亜麻1本につきおよそ10個ほどでしょうか。そして1個の実には10個程の種が入っています。
実から種を絞り出すように取り出します。たくさん取れます!
そうです、もうわかりましたね。1つの種→1本の亜麻→10個の実→100個の種。亜麻の恩返し(収穫)は、100倍返し!
今年蒔いた種の数はおよそ200個ですので、取れたのは20,000個の計算。来年には2,000,000個の計算。1000倍なんてものではなく、10000倍返しなのです。ありがたや。
ちなみに茎の方は、表皮を腐食させて内部の繊維を取ることになります。水につけて表皮の腐食を促す方法もありますが、ヨーロッパでは畑の土の上に放置して腐食させるんだよと、亜麻農家さんのお言葉もあり、そうしてみました。
果たして繊維は取れるのか!