2021/06/06 21:23
焙煎機中央に鎮座する、丸い形の冷却槽。
焙煎したコーヒー豆をザザッとDropして、空気を通して急冷するためのものです。
冷却槽は焙煎機本体の上に乗っかっているだけなので、持ち上げれば外れます。が、冷却槽だけで30kgくらいあるので、重いです。
いや、あらゆるところが重いんですけどね、Probat。
冷却槽を取ると、こんな感じになっています。
センターのベベルギアで冷却槽のアームを回転させています。
ファンで下向きにエアを引いて、焙煎豆を冷却します。
左右に黒いレバーがありますが、これを右に引くと
蓋が閉まって、ファンは冷却槽からエアを引かなくなります。
代わりに焙煎している釜からエアを引くようになります。釜からエアを引くと、焙煎による水分や煙が釜の外に排出されたり、新鮮な空気が供給されるため燃焼が強くなったり、逆に釜が冷えたりもします。
この「釜からエアを引く」というのは「エアフロー」と呼ばれていて、それをどの程度に設定するかが、焙煎の指標の一つだったりします。
通常エアフローは排気経路にダンパーを設けてコントロールしています。設計の新しい焙煎機では、インバータ制御のファンを使ったりもします。我が家のProbatoにはダンパーもインバータないので、エアフローは黒いレバーで操作することになります。
インバータはおろかエアフローが自動制御さえされる時代に、黒いレバー笑。
サッカー盤か!?
Probat diary ... to be continued!