2021/07/18 20:21
復元に向けた分解は終了しています。
これからベアリングやシール、ベルトを交換し、電源を確保し、ガス種の変更(都市ガス→LPG)を行います。
写真では、ドラムを支えるベアリングを抜いているので、ベルトで支えています。ドラムは30kgくらいでしょうか、感覚的に。
なにぶん家内制手工業でやっていますので、なかなか作業が進みません。
そうこうしているうちに、福島珈琲さんのG12レストアが進んでいるようです。
ウチのがGG12、福島さんがGE12ですが、熱源が違うだけで基本的には同じベースマシンです。
焙煎機メーカー(COFFEED)が手掛けると、こんなに立派になるんですねぇ・・・4モーターのインバーター制御。
ウチだってインバーター制御(予定)ですから!・・・仕方なしに、ですけどね。
GG12のモーターは3相交流モーター。いわゆる「動力電源」という200V交流を3相束ねた電源の引き入れが必要です。
北電と契約するしかないかなーと思っていたのですが、そうでもないようです。
今は、3相交流モーターの回転数を変更できるインバーターに、100V(家庭用電源)入力タイプがあります。
ほら、「単相100V」ってあるでしょ。
これで回転数変えちゃったらエアフローも変わっちゃうけど、エアフローは例のサッカー盤で調整できるから、もしかしたらこれはこれで結構面白いことになるかもしれませんね。楽しみです。
それから今、「フェルト」に困っています。
ベアリングのケース部分で軸をシールする素材に「フェルト」が多用されていて、交換するフェルトをどうしようかと思っています。
特にドラム前部の軸の部分では、熱風がまともに吹き付ける場所なので、耐熱性が必要。
実際、分解してみると、ドラム前面のフェルトは相当熱が入ったためか、原型を保っていませんでした…
「溝」の部分にフェルトシールが入ります。
フェルトといえば、「ニードルフェルトでねこあつめ」。作ったなぁ…
あ、まんぞくさん、3年放置中だった!
Probat diary ... to be continued!