2021/12/07 21:28

ダイアリーと言いつつ月単位で間が空く、Probat diaryです。

さて今回はガスです。最重要課題です。
煎り豆に花にやってきたG12は都市ガス仕様のものでした。うちはLPGですので、そのままでは使えません。
ノズルを小さくするだけで大丈夫かな…程度に考えていたのですが、

 「構成部品は四半世紀前のドイツ製だし…補給部品ないよね」
 「てか、すでにパイロットバーナーの熱電対折れてるし…」
 「火力調整もボールバルブよりニードルバルブが良いかなぁ」
 「ガス圧計無しは厳しいよね」

色々考えて「ガス系統全交換」することにしました!

ただブンゼンバーナー部分はノズル交換だけしてそのまま再利用します。
14本バーナーがあるのですが、一本1200kcal/hとして16,800kcal/h。どうでしょう、12kgを焼くならカロリー不足でしょうか。
現行のPROBATONE5(5kg)が50MJ/h(12,000kcal/h)。6〜7kgくらいが上限という感じでしょうか。うちなら十分です。


…いやほんと、いろんなところ、いろんな方々にお聞きしました、ガスのこと。
皆様その節は大変お世話になりました。おかげさまでだいぶわかってまいりました。

なるほど、パイロットバーナー横の熱電対で着火を検知してガスバルブをコントロールする安全装置があるのだな。
ふむふむ、ガス系統のパーツチョイスではCv値なんかの流量の検討が大切なんだな。
ほうほう、ガス管は特別なものじゃないけど、シール系統はガス用が必要なんだな。
でも、自分で施工しちゃダメなのね。

膨大なリサーチの末、町内のガス屋さんにも登場願い、国産のパイロットバーナーやコックを使ってガス系統を再構築しました!
配管は元は3/4でしたが、LPGに合わせて1/2で再構築。
操作は側面からではなく正面から行うスタイルに変更。最近の焙煎機でも、操作パネルが左側に前向きについているパターンが多いですよね。ガスバルブを操作するときに冷却槽の縁に腕を置けるのが密かなこだわりなのです。
そして配管の横あたりにMacを一台置いてデータを見つつ、前面に陣取り操作するイメージ。
フッフッフッ、だんだんと形になってきましたよ〜

Probat diary ... to be continued!

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