2022/01/03 16:15

皆様あけましておめでとうございます!
−24℃とか、寒すぎてG12のレストアも滞りがちなProbat Diaryです。

さて、今日のお話はArtisanとPhidgetsについて。
この2つを使うと、焙煎機の温度データをPCやMacに取り込んでグラフに表示することができます。Artisanがソフトウエア、Phidgetsが温度データをA/D変換するデバイスです。当然ながら、G12にも先日、装備しました。


接続は簡単です。焙煎機の温度計(熱電対)の電線をPhidgetsの端子台に接続します。そしてPhidgetsとMacをMiniUSBで接続するだけです。ただ一般的に焙煎機の温度計はそもそも焙煎機本体に接続されていると思いますので、それを引っこ抜いてPhidgetsにつないでしまうと本体の温度表示部に何も表示されなくなってしまうでしょう。本体表示をとるか、Phidgets接続をとるか。ちなみにうちの小さな焙煎機、Discoveryは両方表示させています。G12はもともと温度計が装備されていなかったので、なんの問題もありません。

DiscoveryをArtisan対応に改造したのが2019年。当時のPhidgetsはバージョン1048_0。今度、G12用に新たに購入したのがバージョン1048_1。ドライバーの更新が必要でした。でもドライバーを更新してもArtisan(V2.1.1)が動かない。そこでArtisanをV2.4.2にアップすると正常に動作しました。ドライバーだけアップデートしてもダメみたい。

Artisanはフリーでダウンロード可能です。ちなみにArtisanをバージョンアップすると、設定が引き継がれないものもあるので、オリジナルな設定はメモっておいたほうが良いようです。


これでG12のデータロギングもできるようになりました。めでたしめでたし。

いやでもこの仕組、素晴らしいですよね。温度を記録して可視化できるって。焙煎以外の何かに活用できないかな?
陶芸関係でも利用されているようですが陶芸はできないし…ローストビーフしか思いつかないのはお正月だから?ですよね。

Probat diary ... to be continued!

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