2022/01/26 21:21


これ、20年以上昔の映画のセリフです。なんという映画でしょう?
「哺乳類は無意識に周囲と調和をとるが、その意味で人類は哺乳類ではない。人類は資源の限り増殖し、生き残るためには地域を拡大するしかない。人類は病だ。まるでウイルスだ。」
このセリフからすると昨今のコロナパンデミックは人類の写し鏡。かたや地球にはびこる人類、かたや人類にはびこるウイルス。お互いそのままでは済まされない状況になってきたと。



この映画、3部作なのですが、このお正月に我が家に突然ブームが押し寄せました。20年近くたって、初めて3部作を観たのです!
1を見てものすごい衝撃を受けました。
2を見て疑問が湧きました。
3を見て疑問の答えがわかりました。
そうです、ストーリーとして完結させる必要はないんじゃないかって…
2作目、3作目があるためには、そこには整合性のあるストーリーが必要になります。1を見るともっと観たくなるのは確かですが、2と3を見るとストーリーとして完結することは大切ではないような気がしてしまいます。
この映画は「その設定がすべて」であり「その設定が偉大」なのだ。きっと1は、ストーリーというより「設定の説明」にあたるのだと思います。設定を理解する過程として1が衝撃的に面白いのかも。2、3のあり方って難しい。



さて冒頭のセリフに続きがあるんです。
「人類は病だ…そして我々が治療薬だ」
セリフの主は人類ではなくコンピューターです。ということで、有限な世界での無限の増殖という矛盾を人類は解決できない、ことになっちゃいます。現実世界ではもう限界、人類の活動の場はコンピューター上に移す必要がある、ということなのでしょうか…
そうかもしれないし、そうじゃなくなるかもしれない。こればっかりは、これからの人類次第、というところなのでしょうね。



ところでこの映画、なんと4も出たんです、つい最近。
といえば、正解はわかりますね。そうです、マトリックスです。セリフの主はエージェント・スミス。
今更とも思って観たたけれど、マトリックスはすごかった。なんという映画でしょう!



4はまた、20年後に観ようかな。先のセリフの行く末を確かめつつ。

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